交錯する音楽会
素晴らしかった、そして疲れた。
もちろん良い意味で。
事細かに様子を書くこともできなくはない。
でもそれをすることが野暮に思えるので
書くことは控えようと思う。
ただ先ほどの「疲れた」という表現に関しては
語弊があるといけないので追記しておく。
感覚を研ぎ澄ませてこのコンサートに臨んだ。
その結果、あるはずのない
波や風の音が聞こえたり
「管弦楽のための木挽歌」では
木材の匂いや薪をくべたような匂いまで感じた。
あくまで個人的な感想なので
実際そういう匂いがあったわけではないし
聞く人によっては違った意見もあるだろう。
前回の「耳で聴かない音楽会」は
楽しませる「エンタメ要素」が強かったように感じたが
今回は「アート」への本気度を感じた。
自分の語彙力が不足している部分もあるかもしれないが
なんというか「言葉にならない美しさ」が
そこにはあった。
それは言葉で表せないからこそ
美しいのだと思う。
素晴らしいものを見せて聴かせて感じさせてもらえて感謝。
ぜひまたよりアップデートしたものを開催してほしい。
それでは、また。
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