日常の落とし穴と想像力
ふとしたことから
先日、妻がこんなことを言いました。
「子供と一緒にいるときに
エレベーターが止まったらどうしよう」
多くの方が
「インターホンで連絡できるでしょ」
と思われるのではないでしょうか。
ですが、もしインターホンが使えても
話すことはできても、
聞くことができないのです。
つまりいつ出られるのかなどの情報を得られず
普通以上に不安な状態になります。
もしも大きな災害にあったら
地震や豪雨、火山噴火など
起こってほしくないですが
大きな災害が時々起こります。
そうしたときに避難所のような
見知らぬ人同士がたくさん集まる場合も
あるかと思います。
知り合いばかりではないので
呼びかけられても反応できなかったり
うまく話が聞き取れないことで
コミュニケーションがうまくいかず
情報不足になったり、
疎外感を感じることもあるかもしれません。
非常時は自分のことだけで精一杯になりがちですが
逆にそんなときだからこそ
助け合うことが必要になると思います。
もしかして、という発想
そのためには日頃から
想像力を働かせることが重要ではないでしょうか。
うまくコミュニケーションが取れないから
すぐに「感じ悪いな」と思うのでなく
「もしかしたら聞こえが悪いのかな」
と想像することが大切です。
聞こえが悪いことを言ってもらえばいいのに、
と思いがちですが
それを言うのはきっと勇気のいることだと思います。
想像力を働かせそれを言いやすい環境を作ることを
何かあってからではなく
日々の中で少しだけでも意識することが
大切なのかな。
みなさんもちらっと覚えておいてもらえたら
嬉しいです。
それでは、また!