あなたの伝え方は大丈夫?
具体的にできること
さて、今日はもし難聴の方と出会っても
何をしていいかわからない、という時のために
難聴の方との接し方の一例を具体的に
我が家の例でご紹介します。
むやみに大きい声で伝えない
相手が聞こえない、聞き取りにくいという時に
やりがちなのが大きい声をだすことです。
聞こえてないから大きい声をだす、
一見正しいんですが、
「どう聞こえていないのか」
によって仇となってしまうこともあります。
聞こえが悪くなった時に出てくることのひとつに
子音が聞き取りにくく
言葉自体が不明瞭に聞こえてしまう
ということがあります。
聞こえにくい=音量が小さい?
私「佐藤さんがね」
妻「加藤さんが?」
はい、これは鉄板ネタといってもいいほど
難聴の方にとってはあるあるではないでしょうか。
こういう微妙な違いであれば
私「佐藤さん、シュガーシュガー」
妻「あー、佐藤さんね」
とわかる訳ですが、
予測もつかない会話の流れの中では
いくら大きい声で言い直されても
言葉が不明瞭だと宇宙語にしか聞こえない訳です。
なので口をハッキリ動かしたり、身振りを交えたり
周囲の騒がしさによっては
携帯に文字を打った方がよかったりします。
つまり必ずしも
「聞こえにくい=音量が小さい」というわけではない
という認識を持つことがポイントですね。
それでは、また!
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